鰻の省力化のはなし

 三寒四温を繰り返しながら春ももうすぐですね!世の中はあらゆる場面で変革の時、新しいテクノロジーの出現に驚かされるばかりです。

 鰻の世界もすでに裂く機械、串を打つ機械、更に焼く機械までも出現しており、その性能は日々進化しております。もはやそれが工業化しており、誰の手でも蒲焼が出来上がるようになって参りました。

 しかし、それもそこまで同じ事を十人分繰り返す機械はあっても、一人の卓越した技能を持った機械は存在しません。

 お客様に気持よくお過ごしいただける店づくりとともに、名人と言われる技術の領域を目指し、今日も火床の前に立っております。