2025年2月3日 / 最終更新日 : 2025年2月3日 店主 歳時記(うなぎの話) 日本の文化と鰻のはなし 古くから日本人は雪の結晶の事を雪の花、六華、銀花などとたたえ、美しいものとして見て来ましたね。私共でも豆腐のしぼりかす「おから」の事をこの時期「雪花菜(きらず)」と呼びます。 春になり暖かくなると同じおからを「卯の花 […]
2025年1月8日 / 最終更新日 : 2025年1月8日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻とそれぞれの役割のはなし あけましておめでとうございます。新しい年を迎えられ、皆々様には増々の御繁栄と御多幸を心よりお祈り申し上げます。 さて、鰻の世界もいろいろな事が混ざり合い、はっきりとしない事が多く、時には本物さえも見失ってしまいそうで […]
2024年12月3日 / 最終更新日 : 2024年12月3日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻の不思議のはなし 年の瀬を迎え、何かと気ぜわしい日々をお過ごしのことと存じます。今年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。 1年間様々な角度から鰻について語らせて頂きましたが、まだまだ勉強不足、不思議 […]
2024年11月3日 / 最終更新日 : 2024年11月3日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と日本酒のはなし 古くから「酒は微酔に飲み」と言われながらも、ついつい度を越してしまうのは私だけでしょうか。 お酒をおいしくいただくには、いろんな場面が必要だと思いますが、良き友、旨い肴は外せませんね。 しかしながら、ここのところ日 […]
2024年10月4日 / 最終更新日 : 2024年10月4日 店主 お知らせ メニューの価格改定について 平素は当店をご利用頂き、誠にありがとうございます。昨今の原材料高騰の事情により、令和6年10月4日より、メニューの価格を改定させて頂きました。これからも変わらぬ味をご提供していく所存でございますので、何卒ご理解ご了承の程 […]
2024年10月3日 / 最終更新日 : 2024年10月3日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻とお米のはなし 私達の食生活もずいぶんと多様化し、徐々にお米の消費量も減ってきましたね。しかし、そこはやはり日本人。「おいしいご飯を食べたい」と思っていらっしゃると思います。 私は、「めし屋」は家庭で味わえないおいしいご飯をお出しす […]
2024年9月4日 / 最終更新日 : 2024年9月4日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻のうま味のはなし 今や「うま味」は、甘い、しょっぱいなどの味覚に加え、世界中の料理にそれが技法として広がっております。 日本料理では「出汁」と書く通り、いろんな食材から素材の持つ味を煮だして取る方法を言いますが、その代表格はコブとカツ […]
2024年8月1日 / 最終更新日 : 2024年8月1日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻の骨・鱧(はも)の骨のはなし 夏のごちそうと言えば鰻の蒲焼、西に行けば鱧(はも)と、どちらも古今東西を問わず、何を食べてもおいしくない真夏の元気のもとですね。特に鰻は精の付く魚として正に日本人の国民食ではないでしょうか。 鰻にも鱧にもY字形の小骨 […]
2024年7月10日 / 最終更新日 : 2024年8月1日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻の雄雌のはなし 初夏のこの時期には夏の河豚とも言われる魚、めごちがあります。身がしまり、かなり固いのでうす造りにしますが、なかなか上品な味わいです。形が小さいうちは雄であり、大きくなるにしたがい、ほとんど雌になります。不思議ですね。 […]
2024年6月8日 / 最終更新日 : 2024年6月8日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻屋の肝吸いのはなし 私共では毎朝、吸物や煮物を作るためにダシをひきます。南アルプスの伏流水で山梨県側に流れ出る尾白川の天然水(水道法にのっとり、十分に減菌された水)と真昆布、それに鰹節が材料です。 何万年もの時間を経たミネラル豊富な天然 […]