2021年4月14日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と地名のはなし 諏訪地方には下諏訪の高浜付近に「鰻沢」と呼ばれる小川があります。そして、日本各地にも鰻を地名にしている所が何ヶ所かあります。 鹿児島の「鰻池」、大阪の「鰻谷」、愛知県の「下鰻池」などなど。 特に太平洋側のみにあるのは鰻 […]
2021年3月1日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と新一年生のはなし 「今年のシラスウナギ漁は?」と毎年この時期鰻業界では話題になります。それでは、今年は?と申しますと、養殖産地によっていろんな違いはあるものの、池入れ量は昨年並みといった所です。 おかげさまで、私どもの池でも予定通りシラ […]
2021年2月13日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻とダ・ヴィンチのはなし 私共の店に入ると、かのイタリアの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが残した「最後の晩餐」の写真が貼られております。その中の右から三番目の皿に描かれているのは鰻料理だと私は信じております。 と申しますのは、イタリアでは古くか […]
2021年1月6日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 店主 歳時記(うなぎの話) 上り鰻と下り鰻のはなし あけましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 冬の間、河口付近にいたシラスウナギも、春になると子鰻(めそうなぎ)となり、一斉に川を上ります。前後を争うことなどせず、餌となる昆虫、小魚などを求 […]
2020年12月24日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻の皮のはなし 天然の鰻と養殖の鰻では、それぞれ身を守る役割の違いから色も厚さも大きく異なります。季節、水温、水質、餌など、成長段階の環境によって左右されるのですが、構造的にはどちらも同じです。その皮膚はなめらかで二種類の粘液によって […]
2020年11月2日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 店主 歳時記(うなぎの話) 天然鰻のはなし 鰻の旬はいつ?と聞かれ、「夏」と答える。確かに何を食べてもおいしくない時期に、香ばしくて美味しい鰻を食べ滋養をとる事こそ旬なのかも知れませんね。 しかし、やはり鰻の旬と言えば秋から初冬にかけてです。産卵のため遠くマリ […]
2020年10月1日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と文化のはなし 古くは味噌や酢を付けて食べたり、塩焼きにしたりと、鰻は日本の食文化に多大な影響をもたらして来ました。醤油と味醂によって、今のような蒲焼になったのは江戸時代。当時は蕎麦や寿司と同様、屋台によって売られていました。 その […]
2020年8月31日 / 最終更新日 : 2021年5月24日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と発酵食品のはなし 「順番が来たと鰻のあわてよう」勢いよく動き回る鰻を毎朝一刀のもとに開き、幾つもの行程を経て蒲焼を作っております。 おいしく召し上がっていただくためにはおいしいタレが欠かせませんね。そのタレを作るには、醤油・みりんなど […]
2020年8月7日 / 最終更新日 : 2021年5月27日 店主 歳時記(うなぎの話) 土用鰻と二の丑のはなし 「土用丑の日鰻の日」今年は7月21日でした。そして、二の丑と言われる日は8月2日。そもそも年々によってなぜ二の丑と呼ばれる日があるのでしょうか。それにはこんな訳があります。 夏の土用は、立秋の前の18日間、おおよそ7 […]
2020年7月6日 / 最終更新日 : 2021年5月27日 店主 歳時記(うなぎの話) 天然鰻のはなし 創業41年を迎え、以来初めての経験や様々な不測の事態の中で商いをさせていただいておりますが、今年も天然鰻が入荷して参りました。 鰻専門店である以上、お客様に本物の味をお伝えし続けることこそ大切な使命と考え続けておりま […]