2021年11月1日 / 最終更新日 : 2021年11月1日 店主 歳時記(うなぎの話) 天然鰻と太田川の話 深まりゆく秋、鰻も本当の旬を迎え、下り鰻の季節となって来ました。 ところで皆様、太田川という川をご存じでしょうか? 静岡県の東部を流れる川で、幾つかの支流が集まり、太田川となって汽水城を経て、遠州灘へと流れ出る二級河 […]
2021年10月3日 / 最終更新日 : 2021年10月3日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻とお米の話 秋のお彼岸が過ぎ、しだいに日が短くなってきましたね。お米もいよいよ新米が出て参ります。 私共は産地にはこだわらず、情報量が多く、また生産の現地によく出向き、良い精米機を持っているお米屋さんと長年お付き合いをさせて頂い […]
2021年9月3日 / 最終更新日 : 2021年9月3日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と酢の話し 暑さもようやく収まり、万物があらたまる季節となって参りましたね。私共のお料理も少しづつ秋めいて参りました。 先日家族でハイキングに行って来ました。その折、リュックサックに数種の具を入れたおにぎり、鰻ときゅうりを芯にした太 […]
2021年8月2日 / 最終更新日 : 2021年8月2日 店主 歳時記(うなぎの話) 大暑とうなぎの話 土潤いて蒸し暑し、何を食べても美味しくなく、むわっと熱気がまとわりつく蒸し暑い毎日、暑中御見舞申し上げます。 古くから万葉集にも歌われているように、この時期精のつく食べ物と言えば、やはりうなぎですよね。ビタミンAやD […]
2021年7月9日 / 最終更新日 : 2021年7月9日 店主 歳時記(うなぎの話) 日本産鰻の話 世界には16種以上の鰻が生息しており、その内日本産は2種類です。 今、私共が常に扱っている鰻は「アンギラ・ジャポニカ」種。もう1つは「アンギラ・マルモラータ」と言われる大うなぎ、またはカニクイです。 私共に入荷して […]
2021年6月1日 / 最終更新日 : 2021年6月1日 店主 歳時記(うなぎの話) 今年の天然鰻の話 五月になり、今年も天然鰻がやってまいりました。今年は今のところ東京湾、浜名湖、四万十川などからです。 年々歳々捕れる量は減少一方、川や湖の様相も変わり、魚を捕る漁師も減りと、これから先、量が増えていくことは考えにくい […]
2021年5月3日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 黒仔うなぎのはなし 春風、薫風、春風に誘われて、と実に気持ちの良い季節になりましたね。 昨年12月から今年1月にかけて入れたシラスウナギもいよいよ「黒仔」と呼ばれる大きさ(体長20cm前後、体重100g前後)になって参りました。独自に生 […]
2021年4月14日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と地名のはなし 諏訪地方には下諏訪の高浜付近に「鰻沢」と呼ばれる小川があります。そして、日本各地にも鰻を地名にしている所が何ヶ所かあります。 鹿児島の「鰻池」、大阪の「鰻谷」、愛知県の「下鰻池」などなど。 特に太平洋側のみにあるのは鰻 […]
2021年3月1日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻と新一年生のはなし 「今年のシラスウナギ漁は?」と毎年この時期鰻業界では話題になります。それでは、今年は?と申しますと、養殖産地によっていろんな違いはあるものの、池入れ量は昨年並みといった所です。 おかげさまで、私どもの池でも予定通りシラ […]
2021年2月13日 / 最終更新日 : 2021年5月21日 店主 歳時記(うなぎの話) 鰻とダ・ヴィンチのはなし 私共の店に入ると、かのイタリアの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが残した「最後の晩餐」の写真が貼られております。その中の右から三番目の皿に描かれているのは鰻料理だと私は信じております。 と申しますのは、イタリアでは古くか […]