「鰻は淡水魚?海水魚?」のはなし
初冬を迎え、今まで川や湖にいた天然鰻(日本鰻)は産卵のため遠くマリアナ海溝をめざし、海へと下って行きます。
自分が雄か雌かもわからないまま大海へ出て行き、途中でようやく性別がわかり子孫繁栄へと導かれて行くのです。不思議ですね。
ところで、どうして鰻は淡水でも海水でも生きられるのでしょうか?それは、鰻にはどちらでも生息できる特殊調整機能があり、その機能の作用によって生きられるのです。
世界各地には幾種類もの鰻がいます。各地各様料理の仕方も様々。でもやはり日本鰻の蒲焼が最高ですね。私たちは日本人ですから。
いつまでもこのおいしさが失われないことを願い、今日も火床の前に立っております。