鰻の供養のはなし

 「光陰矢のごとし」1年間本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 今年も10月の末に鰻供養をすることが出来ました。あらゆる事に感謝し、日頃の罪滅ぼしと反省の意を込め、一同仏前に手を合わせてまいりました。

 日本には古くから鰻を、その生命力の強さなどから神の使い手としてあがめたり、また「山芋が鰻になる話し」などの民話もたくさん残されております。誠、日本人と鰻とのかかわり合いは神秘に満ちていますね。

 これからもおいしい鰻をお客様に差し上げられるよう、勉強して参ります。

 来年も皆々様にとって良い歳になられますよう、ご健康とご多幸をお祈りしながら今日も火床の前に立っております。