鰻と社会のはなし
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
鰻と向き合い50余年、さあ今年はと考えながら迎える新年ですが、業界、学界などの様々な進展に対応しながら私共の仕事も少しずつ変化して参りました。
情熱に燃え毎日手塩にかけて良質の鰻を育ててくれている生産者の皆さん、磨き上げられた至高の鰻を大切に送ってくれる問屋さん、安心して召し上がって頂ける様、入念に焼き上げる私共、みんなの願いがこもった極上の鰻を召し上がって頂き、明日への活力と同時に毎日お元気でお過ごし頂ければと考えております。
食とはお腹の満足だけでなく、感動と心の満足でなければならないと思っております。
鰻を通じて世の中が笑顔あふれる社会になることを願い、今日も火床の前に立っております。