うなぎの免疫力のはなし

 うなぎには海水と淡水どちらでも生きられる不思議な機能があります。同時にビタミンAを始めとする栄養価も高く、熱による分解もないので、蒲焼にしても全く減ることはありません。

 1695年、平野必大は「本朝食鑑」の中で「腰を暖め、陽を起こし、五痔を癒し、悪そう(できもの)を治し、一切の虫を殺し、小児のかん傷および虫心痛に最も良い」と書き残しております。

 かつてない病魔と戦わざるをえない今こそ、うなぎの力を借りて免疫力を高められてはいかがでしょうか。

 皆々様の御健勝を心よりお祈り申し上げながら、今日も火床の前に立っております。